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執筆者の写真Yasuhiko Iino

20181126地区医師会の集まり

 足立区医師会に入会し、足立区6区医師会の集まりに参加してきました。二十数名の参加者でした。皆さん、地域医療に意欲的に取り組んでこられた先生ばかりで、刺激を受けました。

 日本の医療は超高齢化になり、高齢者の医療福祉にかかる費用がどんどん増加しています。特に足立区では糖尿病患者の比率が高く、糖尿病による慢性腎不全から血液透析になる高齢の患者さんが沢山いらしゃいます。厚労省や東京都は地域医療構想を掲げて、地域完結型の急性期から回復期、慢性期に至るまでのネットワークを作ることを目指しています。急性期に受け入れる病院では救急救命治療を行い、一命をとりとめた患者さんはリハビリを行い社会復帰を目指す回復期病院に行きます。障害が残るような患者さんは慢性期病院で過ごすことになります。そのような病院や診療所の役割分担が地域の中で必要になってきます。やはり、住み慣れたところで病気を治し、不幸にして治らない場合は自宅で最期を迎えたいというのが、ほとんどの人の希望だと思います。

 幸せに感じられる最期を迎えられるようにするのが、医療者の役割のひとつと考えています。

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