女子医大東医療センターの小川教授の講演が水道橋の庭のホテルで開かれました。飯野が司会をさせていただきました。講演内容は透析患者さんの血管石灰化の問題です。小川教授は昔から透析患者さんの血管石灰化をテーマに研究しています。非常に明快でわかりやすいお話でした。小生も駆け出しのころに透析患者さんの血管がレントゲン写真ではっきり認められるのに驚いた記憶があります。血管石灰化(大動脈弓や冠動脈など)があると、生命予後悪化(寿命が短くなる)や心血管死、脳卒中の頻度が高くなるなどの弊害があります。そのような患者さんには注意深い観察が必要になってきます。開会のスピーチは日本医大の平間先生が鉄含有リン吸着薬(リオナ)の最新のデータとCOI(利益相反)の観点からユニークでかつスマートなプレゼンテーションをしてくれました。頭の良さがわかります。
かつての女子医大教授の秋葉隆先生も駆けつけてくれました。あだち江北メディカルクリニックの出口副院長、山口副院長も出席です。
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