昨晩は診療の後、あだち江北メディカルクリニック(AKMC)の医療連携室で秋澤先生がCKD-MBDの講演を行いました。司会は院長の飯野靖彦と女子医大東医療センターの小川哲也教授が担当し、discussants として、草加市立病院の須田伸先生と秋葉原腎クリニックの石川祐史先生、症例提示を門仲腎クリニックの有賀誠記先生にお願いしました。37名の参加者がありました。
CKD-MBDの治療は飛躍的に進歩しており、透析をはじめCKD治療に携わる医療者にとっては最新の知識を習得し、患者さんの治療に役立たせる必要があります。FGF23を中心とした秋澤先生の明快な論理で、炭カル投与やビタミンD静注が古い治療法になって、Calcimimeticsが新たな治療法になってきたのがわかりました。また、あだち江北メディカルクリニックの治療方針に合致していることがわかり心強く感じた講演でした。
秋澤先生は透析分野では神のような存在です。その神とは医科歯科大学の同級生で、同じ越川昭三先生門下で学び、お互いに刺激しあってきた仲で(お前には刺激されなかったと秋澤先生にいわれそうですが)、2人とも今から思えばいい人生だったと思えるのではないでしょうか。司会の時の紹介でも、おざなりの経歴では秋澤先生のすばらしい人間性がわからないので、3つのkey words で秋澤先生をわかってもらおうとしました。それは、ベルリオーズ、湘南の海、ヘルメットの3つです。医科歯科の1年から6年まで同級で同じグループで過ごした頃が懐かしく思い起こされます。内容はご想像にお任せします。
秋澤先生のすばらしいロマンティックな人間性が理解できたのではないかと思います。僕もアメリカ留学で苦労し、それが少しは今でも役立っているかなとおもいますが、彼もいろいろ苦労をして、お互いが少しは理解できる関係になったかなと勝手に思っている次第です。持つべきものは友ですね。ありがとう、秋澤先生。
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