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執筆者の写真Yasuhiko Iino

東京都地域医療構想調整会議(区東北部)に出席 20181203

 東京都地域医療構想調整会議(区東北部)という覚えにくい長い名称のいかにも官僚的な会議に出席してきました。御茶ノ水の東京都医師会館の2階講堂で開催され、参加者はザっと見たところ300-400名以上いたように思います。東京都医師会館は御茶ノ水の駿台西校舎の前です。駿台には浪人時代1年間通いました。50数年前とはだいぶ変わりましたが、懐かしい風景です。これからの医療体制が変化するかもしれないという不安とろうそくの様な期待、病床認可の思惑などが絡み合って会場に医療者を引き付けたのかもしれませんが、こんなに多くの医療者が参加したとは驚きです。僕は聴衆の前の方につくられた4つのグループのD班になり、皆さんの前で久しぶりのワークショップに参加しました(大学病院時代は職員研修FDで教えていた立場でしたが)。D班は8人構成で病院協会、足立区医師会、看護協会、平成立石病院院長、荒川保健所長、荒川赤十字産院、金町中央病院院長、と一緒に”中小病院間の機能分化と役割の補完のための取り組み”について討論しました。皆さん優秀な方ばかりで議論は盛り上がりました。結論は、病院の情報(機能:「急性期、回復期、慢性期」、特殊性:「小児、周産期、透析、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞など」、空床状態、人口分布、診療能力、など)を一元化するAIを用いたセンターあるいはSW、看護師による患者の振り分けが効果的となりました。具体案をさらに煮詰める必要があります。僕は医師会がセンターの役割を担うべきではないかと主張しています。今の医師会は利益代表団体のようであり(内部はよくわかりませんが)、僕は米国のAMAのような社会や医療を改革する団体に日本の医師会もなるべきだと思います。



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