top of page
執筆者の写真Yasuhiko Iino

”腎と透析”編集会議20181218

 今年最後の”腎と透析”編集会議です。15年以上前から編集委員を務めさせてもらっています。医科歯科の同級生で透析医学会元理事長の秋沢忠男先生と編集幹事をしています。医学雑誌の”腎と透析”は腎臓疾患と透析に関する日本で最も古いものです。研修医の頃にこの雑誌で随分と勉強させてもらいました。透析技術も僕が卒業した1971年頃に比べると格段の進歩があります。医科歯科の透析はその頃、越川昭三先生、中川成之輔先生が中心となって立ち上げていました。日本で数本の指に入る先駆的腎臓内科でした。僕が一年目の研修医の時も関西の病院から糖尿病性腎症の20代の青年が入院し、僕が担当医となり、治療をしたことを覚えています。その頃は日本の病院では糖尿病が原因の慢性腎不全には透析はしておらず、どこの病院でも断られて医科歯科に頼ってきたのでした。

 患者さんに役立つ知識をわかりやすく解説する医学雑誌としてさらに発展を期待しています。




閲覧数:28回0件のコメント

Comments


bottom of page